プラスチック材料:乾燥温度と時間一覧

プラスチック材料はその吸湿特性によって「吸湿性」と「非吸湿性」の2種類に分類されます。詳細については、別の記事をご参照ください。   プラスチック材料─吸湿性&非吸湿性

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**本記事は学術参考用のみとなっており、プラスチック原材料の販売サービスは行っておりませんのでご了承ください。**

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下記の表は、生産前に必要な各種プラスチック材料の乾燥温度(℃および℉)および適切な乾燥時間をまとめたものです。乾燥温度が低すぎると乾燥不足や乾燥時間が長くなる原因となり、逆に高すぎると原材料が分解し、機械的物理的特性に影響を及ぼす場合があります。以下の情報は参考用です。乾燥条件は原料メーカーによって異なる場合がございますので、正確な情報は材料のデータシートまたは原料サプライヤーにご確認ください。

プラスチック材料乾燥温度(℃)乾燥温度(℉)乾燥時間(時間)
ABS80~90176~1942~3
ABS/PC100~120212~2482~4
AS75~85167~1852~4
ASA80~90176~1912.5~3.6
ASA/PC100~110212~2303~4
酢酸セルロース(CA)70~80158~1762~3
酢酸酪素セルロース(CAB)70~80158~1762~3
エチレン酢酸ビニル(EVA)40~50104~1222~4
汎用ポリスチレン(GPPS)60~70140~1582~3
耐衝撃性ポリスチレン(HIPS)60~80140~1762~4
液晶ポリマー(LCP)1503024
ポリアミド6(PA6(NY6))75~100167~2124~6
ガラス繊維強化ポリアミド6(PA6(NY6)+GF)75~80167~1764~6
ポリアミド66(PA66(NY66))80~90176~1943~6
ポリアミド10(PA10(NY10))801764~6
ポリアミド11(PA11(NY11))75~80167~1763~5
ポリアミド12(PA12(NY12))75~80167~1763~5
ポリブチレンテレフタレート(PBT)120~140248~2843~4
ガラス繊維強化ポリブチレンテレフタレート(PBT+GF)120~140248~2843~4
ポリカーボネート(PC)100~120212~2482~4
ポリエチレン(PE)85~90185~1941
ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)140~150284~3022~4
ポリエーテルイミド(PEI)1503023~4
ガラス繊維強化ポリエーテルイミド(PEI+GF)120~150248~3022~4
ポリエーテルサルフォン(PES)130~150266~3022~4
ポリエチレンテレフタレート(PET)130~140266~2843~5
ポリエチレンテレフタレートグリコール(PETG)65~70149~1584~5
アクリル樹脂(PMMA)70~80158~1763~5
ポリアセタール(POM)90~110194~2302~3
ポリプロピレン(PP)60~80140~1762~3
ポリフェニレンエーテル(PPE/PPO)90~110194~2302~3
ガラス繊維強化ポリフェニレンエーテル(PPE/PPO+GF)90~120194~2482~3
ポリフェニレンサルファイド(PPS)130~150266~3023~5
ポリスチレン(PS)75~80167~1761~2
ポリサルフォン(PSU)130~150266~302~3~4
ポリウレタン(PU)80~90176~1942~3
硬質ポリ塩化ビニル(PVC-Rigid)70~80158~1761
スチレン・アクリロニトリル共重合体(SAN)70~80158~1762~4